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2010/02/08

「美しき華」inル・テアトル銀座⑨~「桃源郷」から「彗星伝説」へ~ by工藤ちはる

100106ginza-224_1 二代目が羽ばたくように舞った「青い影」が終わりました。うっとりとした余韻を残す中、階段の上から、友貴くんが大きな白い髪飾りのポニーテールで登場し、扇を手にした女優陣との舞いが始まりました。鳥のような蝶のような群舞の中で、友貴くんが袖をパタパタと振りながら可憐に舞う姿は、とても愛らしかったです。
曲が変わり、黒い影が覆いかぶさるように黒装束の男優陣が登場します。そこに、黒い衣装に大きな緑のマントをひるがえしながら、座長が現れました。迫力のある大きな動きに包まれたまま、友貴くんと女優陣が消えて行き、やがて黒い軍団も去っていきます。
背景が白い布で覆われ雪原のような趣に一転すると、もの悲しいメロディが流れてきました。「アランフェス」です。白い着物を着た二代目が、悲しげな表情で登場しました。愛する者を失ったのでしょうか、切ない表情で肩を震わせながら涙をこらえている姿に、観客の涙が誘われました。
100106ginza-256_1 この後に展開するのは、パンフレットによると「桃源郷」の世界です。男優陣と女性二人が傘を手に、テンポのよいJポップ(英語で「桃源郷」を意味する「シャングリラ」でした)で、皆さん笑顔の群舞です。会場から手拍子が沸き起こり、まるで温泉旅館で大衆演劇を楽しむような気楽さで楽しめました。
曲が変わり、座長が登場します。男女優陣との群舞をはさみ、座長ひとりが舞台に残り、演歌でしっとりと舞いました。

100106ginza-280_1 場面は「彗星伝説」に展開し、友貴くんが登場します。白い羽の扇を手に、大きく舞う友貴くんは、淡いグラデーションの着物を着ていました。かつて二代目が着ていたものです。ティアラを付けた黒髪も、二代目がかぶっていたものとよく似ています。ミニ太一…と思いきや、二代目とは違う魅力で舞う友貴くんなのでした。友貴くんと同じ白い羽を手にした女優陣との群舞でしたが、流れに乗って友貴くんが去り、二代目が登場します。
二代目は、淡く大きめの配色のグラデーションに、黒いポニーテール。やはり、ティアラのような髪飾りを付けていました。榊を手にした男女優陣と共に、流れる星を思わせるような、息の合った「ウィズインアトラクション」の群舞が繰り広げられました。二代目の扇子を巧みに使った技が光ります。

(つづく)

2 月 8, 2010 カテゴリー: 工藤ちはる |